FIRE おじさんの 不定期更新ブログ

2020年末ですこし早めに引退し無職になりました。その後のことを書いていきます。 

21日 日経夕刊の記事 「世紀の空売り」バーリ氏 アークの旗艦ファンド「アーク・イノベーションETF(ARKK)」のプットを購入

8月16日、米著名投資家のマイケル・バーリ氏が、アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏が運用する上場投資信託ETF)のオプション取引でプット(売る権利)を購入していたことが明らかとなった。

バーリ氏は2008年の金融危機時に住宅バブルの崩壊を予想した持ち高で大きな利益を上げ、世紀の空売りと称される。

ハイテク株の女王として知られるウッド氏は「破壊的イノベーション」をテーマにテスラ株などへの集中投資で高い運用収益を上げてきた時代の寵児(ちょうじ)だ。

バーリ氏がアークの旗艦ファンド「アーク・イノベーションETF(ARKK)」のプットを購入したことはハイテク株下落の予兆と市場で話題になった。

20年に2.5倍に上昇したARKKは21年は7%安とさえない。信用売り残は発行済み口数の約12%と過去最高水準で、バーリ氏以外にも下落を見込む投資家は多い。

主力ハイテク株で構成するETF「インベスコQQQトラスト」は年初から17%高と、市場はイノベーションよりも業績安定感のある銘柄への選別を強めている。

ウッド氏は17日、反撃に出た。バーリ氏について「イノベーション分野で爆発的な成長と投資機会を生み出しているファンダメンタルズを理解しているとは思えない」とツイッターに投稿。注目する人工知能(AI)を含む5つのテクノロジーは「次の10年間で世界を変える」と主張し、自社の運用方針の優位性を説いた。

ヲッド氏は 19日には米CNBCの番組で、株式相場が「弱気派が指摘するバブルだとは思わない」と述べた。

ウッド氏はマクロ経済についても語る。相場の弱気派はインフレと金利上昇を強調しすぎだとみる。一方、自身の観点として技術革新による生産性向上に伴うデフレ到来を予想する。

今後の展開に注目です。